
内装解体・スケルトン工事の費用は、「坪単価×面積」の目安だけでは正確に決まりません。同じ面積でも、建物の構造、解体範囲、廃材の量、搬出のしやすさ、石綿の有無などで大きく変わります。
このページでは、東京で内装解体を依頼するときの費用の考え方と、見積書で確認すべき項目をまとめました。具体的な金額は現地調査のうえで無料でお見積りしますので、検討の参考にしてください。
費用が決まる主な要素
解体範囲
スケルトン(躯体のみ残す)か、原状回復(入居時の状態に戻す)か、一部撤去かで作業量が大きく変わります。
面積と階数
坪単価の目安に使われますが、狭い現場や高層階では、搬出の手間のために割高になることがあります。
廃材の量と種類
石膏ボード、木材、金属、コンクリートなどの量と、分別のしやすさが処分費に影響します。
搬出条件
エレベーターの有無、搬出経路、道路幅、駐車スペース、ビルの作業時間の制限などで、人件費と運搬費が変わります。
石綿の事前調査
解体・改修の前には、原則として石綿の事前調査が必要です。調査の結果で、除去などの追加対応が生じる場合があります。
工期・作業時間
夜間・休日の作業や、短い工期での対応が必要な場合は、人員体制の調整が費用に反映されることがあります。
見積書でチェックしたい項目
| 項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 解体工事費 | 解体範囲(どこまで撤去するか)が図面や写真で明記されているか |
| 養生・仮設費 | 共用部の養生、仮設電源・水道、粉じん対策などが含まれているか |
| 産廃の運搬・処分費 | 運搬費と処分費が含まれているか。マニフェストの交付が前提か |
| 諸経費・管理費 | 現場管理費や届出費用、近隣対応などの内容 |
| 石綿の事前調査費 | 調査費用と、含有が見つかった場合の追加対応の扱い |
| 別途費用 | 見積書に「別途」とされた項目(電気・設備の撤去、夜間割増など) |
費用を抑えるためのポイント
- 複数社に同じ条件で見積りを依頼し、「何が含まれているか」を比べる
- 解体範囲を事前に整理し、残す設備と撤去する設備を明確にする
- 工事の日程に余裕を持たせ、夜間・休日の割増を避ける
- 廃材の運搬・処分まで一括で任せられる業者に依頼し、中間コストを抑える
- 現地調査を受け、図面だけで判断した見積りによる追加費用の発生を防ぐ
内装解体の費用と見積りの考え方に関わる用語(内装解体・リノベーション辞典)
このページに出てくる言葉を、辞典で詳しく解説しています。
あわせて読みたい解説ガイド
内装解体の費用と見積りの考え方に関するよくあるご質問
内装解体の費用の相場はいくらですか?
内装解体の費用は、建物の構造、解体範囲、面積、廃材の量、搬出条件などで大きく変わるため、一律の相場はお伝えしにくいのが実情です。現地調査のうえで無料でお見積りしますので、お気軽にご相談ください。
坪単価だけで見積りを比べても大丈夫ですか?
坪単価は目安になりますが、含まれる範囲が業者ごとに異なります。養生、運搬、処分、諸経費、石綿の調査費が含まれているかを確認して、総額で比べることをおすすめします。
見積りのあとに追加費用が発生することはありますか?
解体してみないと分からない部分(天井裏の配管や、想定外の埋設物など)で追加が生じることがあります。ナックスでは、現地調査で確認できる範囲を事前にご説明します。
見積りや現地調査は無料ですか?
はい、東京都内を含め、現地調査とお見積りは無料です。基本的に工事をお断りすることはございませんので、まずはご相談ください。
産廃の処分費は見積りに含まれますか?
ナックスは自社で産業廃棄物の収集運搬・処分を行っているため、解体と処分を一括でお見積りします。処分費の内訳も、ご希望に応じてご説明します。
費用を抑えるために、自分で片付けた方がよいですか?
残置物を事前に片付けていただくと、費用を抑えられる場合があります。ただし、廃棄物の扱いには規則があるため、まずは何を残し何を撤去するか、お見積りの際にご相談ください。