
店舗やテナントが退去するときは、賃貸借契約に基づいて、入居時の状態に戻す「原状回復」が必要になります。どこまで戻すかは契約によって異なり、スケルトン渡しの場合は躯体の状態まで戻します。
東京の商業ビルや路面店は、ビルのルールや搬出時間、近隣店舗への配慮など、確認事項が多くあります。ナックスは、契約内容に沿って解体範囲を整理し、退去日に間に合う工程をご提案します。
店舗の原状回復で押さえたいポイント
原状回復の範囲
賃貸借契約書で、どこまで戻すかを確認します。内容により、解体範囲と費用が変わります。
解約予告の期限
多くの契約では、退去の数か月前までに予告が必要です。余裕を持って確認しましょう。
居抜きの可否
設備や内装を残して次のテナントに引き継ぐ「居抜き」の場合は、解体の範囲が小さくなります。
商業ビルのルール
搬出時間、養生の方法、エレベーターの利用ルールを、事前に確認します。
近隣店舗への配慮
営業中の隣接店舗に配慮し、騒音・粉じんを抑えて作業します。
廃材の分別・処分
什器、内装材、設備の廃材を分別し、適正に処分します。
原状回復の主なパターン
| パターン | 内容 |
|---|---|
| スケルトン渡し | 内装・設備を撤去し、躯体の状態に戻す |
| 原状回復(入居時の状態) | 入居時の内装・設備の状態まで戻す |
| 居抜き | 内装・設備を残して次のテナントに引き継ぐ |
店舗・テナントの原状回復の流れ
ご相談・現地調査
契約内容、退去日、店舗の状態をうかがい、現地を確認します。
石綿の事前調査・お見積り
必要な事前調査を行い、無料でお見積りします。
管理会社との調整
ビルの工事ルール、搬出時間、養生範囲を確認します。
内装・設備の解体
什器・設備を撤去し、内装を解体します。
廃材の搬出・処分
分別して搬出し、適正に処分します。
清掃・お引き渡し
清掃のうえ、貸主の立会い検査に備えます。
店舗の退去で確認しておきたいこと
- 賃貸借契約書の原状回復の範囲と、解約予告の期限
- 居抜きで引き継ぐ場合の条件と、設備の所有関係
- ビルの管理会社が指定する業者の有無
- 退去日(返還日)と貸主の立会い検査の日程
- 什器・在庫の処分方法
店舗・テナントの原状回復に関わる用語(内装解体・リノベーション辞典)
このページに出てくる言葉を、辞典で詳しく解説しています。
あわせて読みたい解説ガイド
店舗・テナントの原状回復に関するよくあるご質問
原状回復とスケルトン渡しは、どう違いますか?
原状回復は入居時の状態に戻すこと、スケルトン渡しは内装・設備を撤去して躯体の状態に戻すことです。どちらが必要かは、賃貸借契約書で決まります。
解約の予告は、いつまでに必要ですか?
契約によって異なりますが、数か月前までの予告が必要な場合が多くあります。契約書の解約条項をご確認ください。
居抜きで次のテナントに引き継ぐことはできますか?
貸主や次のテナントの同意が必要です。条件が決まった範囲に合わせて、解体の範囲をご提案します。
ビルの管理会社の指定業者でないと工事できませんか?
ビルによって異なります。指定がある場合は、その範囲を確認して、対応できる部分をご提案します。
短期間で退去する必要があります。
退去日から逆算した工程をご提案します。まずは日程をお知らせください。
見積りは無料ですか?
はい。東京都内の現地調査とお見積りは無料です。