原状回復の範囲や費用は、契約書の条項で決まります。契約書のどこを読み、何を確認すればよいのかを、整理しました。なお、法的な判断が必要な場合は、弁護士などの専門家へご相談ください。
1.原状回復の範囲を示す条項
まず、「何を、どの状態に戻すのか」を示す条項を探します。「入居時の状態」「スケルトン状態」など、書き方によって工事の範囲が異なります。
2.特約の有無
通常の取り決めと異なる条件が、特約として書かれていないかを確認します。クリーニング費用や、設備の撤去などが、特約で定められていることがあります。
3.通常損耗と、借主の負担
通常の使い方による傷みは、貸主が負担するのが原則とされますが、事業用の契約では、借主負担とされることが少なくありません。契約書の記載を確認します。
FAQ
賃貸借契約書の原状回復条項の読み方に関するよくあるご質問
原状回復の範囲が、契約書から読み取れません。
契約書を拝見したうえで、解体範囲の整理とお見積りをします。法的な判断が必要な場合は、専門家にご相談ください。
契約書の特約は、必ず守る必要がありますか?
特約の内容や、契約時の説明の状況によって判断されます。疑問がある場合は、専門家へ確認してください。
原状回復の費用を、見積りで比べられますか?
はい。複数の見積りを取り、解体範囲と含まれる項目を、比べることができます。
貸主から指定業者を求められたら?
指定の範囲を確認し、借主が選べる範囲の工事は、自社で選んだ業者に依頼できる場合があります。
契約書を見せれば、見積りしてもらえますか?
はい。契約書のコピーがあると、解体範囲を整理しやすくなります。